もっさんのブログ

もっさんです。小学校の先生をやっています。アドベンチャー教育をベースにした学習サークルの「湘南PACE」主催者の一人。幸せな社会、家族、個人を実現できる教育を目指しています。そのために、大人ができることは?理想とする社会、家族、個人の姿ってどんな姿?日々模索しています。

★活動報告★第56回湘南PACE

第56回湘南PACEは、前回に引き続き「介入」をテーマとした講座。
今回は、前回のエッセンスを引き継ぎつつ、KAI(甲斐﨑博史さん)をお呼びして、プログラムのさらなる改良と、KAIの「介入」(あ、ダジャレだ)についての考え方・見方から学ぼう!というコンセプトでした。

  

 

KAIと打ち合わせしていたときに、
介入は、その前段階の見取り・看取りがめっちゃ大事だろう!!
という意見をもらい、今回は見取り・看取りに焦点化した講座にしました。 

 

小講義では、教師教育学分野でで有名なコルトハーヘンの8つの質問をもとにした見方を提案してしていただきました。すなわち、
 (参加者は)
 何をしていたか?(Doing)
 何を考えていたか?(Thinking)
 何を感じていたか?(Feeling)
 何を望んでいたか?(Wanting)
を観察しました。
その後、ACTとふりかえり終了後に、上の4つについて、観察者が参加者に「実際どうだったの?」とインタビューしにいきました。

すると、観察者と参加者でまぁずれることずれること(笑)

これが一致するようになると、FCTの見取る・看取る力が向上していくというわけです。

 
そして、やはりKAIの視点はすごかった。

 
また、今回は参加者に、FCTについて研究してきたナイジェルもいたため、理論的な内容を紹介していただきました。

  

トラフィックジャムと一番星のACTを最初から決めていたことで、参加者もFCTしやすかったようです。また、このプログラム二つは、参加者の内面と間にいろいろと起こるので(笑)とてもよい設定でした。
今回もみんなで作った湘南PACEになりました。
参加してくださった方々、ありがとうございました。

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アイスブレイクがパイプライン遊び。いきなりこれを、あえてやる!参加者は何を感じるのでしょうね。

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小講義のお時間。内容は参加者だけのヒミツ!

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トラフィックジャム

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トラフィックジャム

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参加者も、Doing,Thinking,Feeling,Wantingをふりかえっています。

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こっちは一番星

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ナイジェルも、研究を話してくれました。









ではでは、みなさんのふりかえりをいくつか紹介します!

 

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FCT:ファシリテーター
ACT:アクティビティ
①介入の前に観察・見取りがあるということで、「授業のリフレクション基本」←今日は観察のトレーニングをしよう!
そのおかげで、
参加者がこの会で何をしたらよいのか、どんな視点で臨めばよいか明確になりすっきり!※ものさしができたかんじ
リフレクション8つの窓をよく考えた
振り返りは重く考えすぎなくてよい。が気になった、興味沸いたこと
学習者の心を確認するだけでもみんなが新しい発見になる。

 
②久々に参加者となり学ぶ貴重な機会となり、とてもありがたかったです。
「介入」をテーマにKAIから「介入」の定義や種類、影響について学べたことは、今後のFCTとしての視点の中で大きな役割を果たせると思うし、実践していきたいと思います。
さらに、一つのアクティビティを通してFCTを観察したり、どのように「介入」するかを相談する体験は初めてで、とても楽しかったです。
多くの仲間ともコミュニケーションをとるこの形「自分たちで作っていく勉強会」の趣旨がとても好きです。
また学びに来ます。そしてできることはどんな協力でもさせてください。応援しています。

介入をすることで集団の雰囲気を変えるという言葉や振り返りを聞いていて、FCTのもつ役割ってあらためて大きいなと思いました。
それと同時に、自分に向き合うように声をかけつつ、成長を促すことも介入では必要だなと。
ネガティブをポジティブにふりかえることができ、次への希望が少しでも見える買った位にしていくことができたら、次につながるのかなと思います。
ネガティブをネガティブなまま出したら、もう一回やってみるとか、気分が向上して終わるようにしていくと、集団としてもいいのかなと思いました。
FCTって自分を出すのも出さないのも生活と呼ばれるものがないのが難しいなと思いました。

久しぶりの参加でしたが、終始楽しく学びのある時間でした。KAIから示してもらったFCTの視点と関りがとてもわかりやすく、その後のACTを観察、ふりかえるときに有効でした。
FCTが「介入しない」という選択をすることも支援・学びの促進だと、今日のナオキのファシリテートから学び直しました。今日は活動がモヤモヤしたから、ふりかえりでの学びが深まる体験だったと思います。これが小学生対象だったら?4月だったら?成功体験を傘さねてほしい時期だったら?きっともっと勇気づけたりスピード感を高めるような「介入」も考えられたかもしれない。そんな「かもしれない」という可能性の中、「最適な介入」を考えていくのがFCTとしての難しさであり、楽しさなんだなと思いました。

 

③良い会場だと思いました(駅から近い、広い、静か、きれい)
時間がたっぷりありました。
構成が良かったです(ミニ講義、アクティビティ、ふりかり)
観察がじっくりできてよかったです。
PAやFCTのよくわかるベテラン者が来てくれてよかったです(KAI,りょうちゃん、だいちゃんなど)
ファシリテーションの基本は観察とアクティビティの準備選択です。」観察眼について、ベテラン者の解説をもっと聞いてみたいと思いました。

介入より観察が大切。観察がなければ介入はできない。
介入をしない観察のみでアクティビティを見守るだけでもそこに学びがある。場の雰囲気、自分(FCT)のゴール像(ACTを体験してこうあってほしい)によって、どうしても「促し」たり「声をかける」たりしてしまう。それをすることで体験者の本当の学び、気づきをうばってしまうように感じた。
今回、介入の難しさをすごく感じた。言葉の選び方、声をかけるタイミング、場の見取りと実際の場のずれなど、やってみて感じたり考えたりすることができた。体験ってやっぱり大切だなぁと。
もし、この後このグループで次って考えると、もう一度同じメンバーでチャレンジの場を設定したい。きっとそこで今回の「しっとり一番星」の体験が生きるはず。→これこそ本当の学びかも?いつも自分はFCTとしてそそのかしたりその方向にもっていきがち。
そこでのリーダーシップや自己開示、自己主張を見て、価値づけしていきたい。

 
④「介入」という言葉の意味からあいまいだったのですが、小講義でていねいに教えていただきとても分かりやすかったです。
児童との関りの中で介入するタイミングや数、言葉などとても大切だなと改めて思いました。一学期をふりかえり反省すべきことが多かったなと感じました。また、活動を通してでは、子どもの気持ちを久しぶりに実感しました。(活動中も終始不安だったので、そういった気持ちの子もいるだろうなーと思いました。また、仲間の声掛けに励まされることもあり、うれしかったです。)また次回も参加させてください。

学校現場では学ぶことが困難な議題(本などで自主的にまなべますが…)を様々な視点をもった方たちと考えることができてよかったです。
今日のように自主的に会をもって学ばれている皆さんにお会いして話ができて、自分も頑張らなきゃなぁと刺激になりました。「ファシリテーション」は普段何気なくやっていることですが、きちんと意図があって、何をどうするべきかという方法があるということを初めて知りました。
年下で初対面ということもあり、なかなか自分の意見を言い出せなかったのは、今回の反省点です。また機会があればきちんと意見を言えるようにしてさらに学んでいきたいです。一日ありがとうございました。

ファシリテーターや介入という言葉自体をあまりよく知らない状態での参加でしたが、介入の段階や課題解決に向けての視点など様々なことを学ぶことができました。
今日一番強く感じたことのは、いつ、何を、どのように介入するかということです。集団や内容によっても異なると思いますが、適切な介入を行うために、子どもをしっかりみとることが大切なのだと改めて感じました。また、人それぞれの感じ方の違いがあることも感じました。ある程度その差をうめておくことで、より効果が高まるのかなぁと思いました。
ありがとうございました。

 

⑤自分は初めての場面では状況を整理、理解するのに時間がかかるので、「スピードを上げよう」という雰囲気が濃く出てくると「ついていけない!」となってしまう。…そんな私のような人への介入の仕方も考えていければと思いました。「課題が達成できなかった時、メンバーがいけないのではなく、方法がいけない」このことが参加者に納得してもらえるすすめ方を改めて整理してみようと思いました。
今回は参加できて貴重な一日となりました。

 

⑥介入とはあまりわからないまま参加しましたが、自分自身が様々な活動を通して「一つの言葉かけには人によっては大きな変化を生むことである」ということを痛感しました。また、言葉かけには、いくつもの種類に分かれているということもよくわかりました。
今回参加したことで、学級運営をする中で、人を見とるという視点の技法が身についてたのではないかと思います。また、ほかの人の授業をみる視点も学ぶことができました。今日学んだことを生かしていけたらな…と思います。
介入などの、ファシリテーターとしての役割を最大限にいかすには、場の雰囲気が重要なのだろうと、最後の活動を通して感じました。そして、その場の雰囲気を作るのもファシリテーターとしての役割なのかな…とも考えました。とても充実した一日でした。ありがとうございました!

 

⑦「介入」の仕方の種類を知れたことで、いつも自分がしている介入のくせはどこに出やすいのか少しわかった気がしました(あと、ACT中にする自分の思考の動きも少し見えました)。自分は介入しすぎてしまうところがあるので、ナオキのファシリテートの“見守る”“観察する”という姿勢から得られるものも振り返りや、意図開きの時間で深まりました。私にとって少し、安心して発言できる場所になってきている(湘南PACEが)ことも大きく意味があったように思います。これから…観察→振り返り をもっと深めたいです。

 

⑧2回目の参加でしたが、前回とはまた違った形でとても勉強になりました。
介入について、日々の授業でも悩んでしまっていて、介入しすぎてしまったり、命令に近くなってしまったりと、たくさん課題はあるのですが、KAIさんの小講義でのありましたが、グループの様子をしっかりと観察することが大切だと改めて学びました。
また、ACTをやっている参加者を観察する際の視点(Doing/Thinking/Feeling/Wanting)がとても分かりやすく、自分も参考にしたいと思いました。
多くの学びの視点をもらえたので2学期から自分のクラスで取り入れていきたいと思います。今日はありがとうございました!

 

⑨普段、教師という立場で言葉を投げかける側ですが、今回投げかけられる側(児童側)の気持ちを体感することができたのが大きな学びでした。
介入の一言、二言、ないしは介入しないことで活動の楽しみ方、チームの雰囲気、声をかけれる側の気持ちが大きく変わることに驚くとともに、今後の教師としての責任を改めて受け止めました。
また、そんな影響力のある介入の在り方、視点を具体的に学ぶことができたの大変ありがたかったです。PAのみならず、授業中の介入も、教師側の介入度と参加者の自由度のバランスを意識して取り組みたいと思います。

 

⑨何気ない一言で自分の意図している方向へもっていってしまうことがあり、勇気をもって観察することも自分には必要かと思った。介入しなくても事は進むし、学びも生まれるが、その学びを最大限引き出せるような介入を考えるきっかけになった。その視点を増やせた一日でした。

 

⑩本日一日、ありがとうございました。
KAIさんの小講義「介入とは」を聞いて、普段自分にないが足りないか考えていました。普段の自分はアレやコレと促すことが多く、子どもたちの見取り・看取りが全然できていないことに気づきました。そして、今日は全体を見取ってごそうと思い、参観者が何をして何を感じて何を考えて何を望んで活動しているのかを観察しました。すると、何をしているかはすぐに分かるのに何を望んでいるのかなど内面の部分を全然察することができていないことに気がつきました。
KAIさんが「今日はトレーニングをしましょう」とおしゃっていましたが、今日一日を通して、「子どもたちの内面を見取る」ところが自分に足りない点だと発見できたので、現場に戻ってからもその点を日々、トレーニングしていきたいと思います。

 
⑪介入という切り口でFCTをしようというよりも、そのACTにおけるプロセスなどが全くイメージできない中で、自分は途中から一人パニックになっている感じでした。参加者の観察をしているつもりで、ACTの枠にとらわれていて、3回、7分、5分のサイクルを柔軟に止められない自分。どんな介入があっただろうか?冷静にふりかえったり、他の方の声を聞いたりして、2回目を終えたとき、成功をともに喜び、一度サークルに腰を下ろして振り返り場を入れるとかできたよな~とか…。
今日の状況を体験してみて、活動中に起こることのイメージを上から眺めていたい。そういう立ち位置からファシリテートしたい自分っていうのを考えた。もっとフラットな立場で、純粋な興味に正直な自分で子どもと向き合っていけたら…ふりかえりで「ふりかえらせたい」と思う自分の姿とかも。
PACEを広島(尾道 福山 周辺)でやりたいという思いをもちつつ、今日は参加してみたが、こんな会を50回以上も続けられることの素晴らしさを実感した。打ち上げ花火にならない、継続的な学びの場をつくっていきたいので、今後もつながらせてもらいたい。
夏休み、数学の授業のデザインをもっともっと考えたい。

  

⑫介入を考える前に、自分たちでできる学び・活動であることが大前提。

今回のアクティビティで参加者の中で何が起きていたかは、今回のアクティビティ(または同じようなこと)を参加者として経験したことがあるかどうかがかなり重要だと思いました。参加者にたくさんなることで、いろんな感情や考えや望みが生まれ、それが参加者の中で渦巻いているのが分かる。そういう、誰かと何かをした経験が豊富であることが、ファシリテーターの見方の経験値として相当なプラスになっているように感じました。「見取る」という見方において、KAIはコルトハーヘンのモデルで話してくれけど、それ以上に、FCTの人生経験(人と何かをする、人と向き合う)の有無は大きいように感じました。


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次回は、「介入」連続講座第3回。
ゲストは、前回延期となってしまった、りょうちゃん(藤樫亮二さん)。
日程はちょっと飛びますが、10月20日(日)確定です。
予定をあけておいてくださいね。
募集告知は9月末に行いますので、お待ちくださいね~