学級経営案がなくなり ビジョンシートになりました
以前書いた、今年度の研究(研修)で主軸たる取組になるであろう、『キャリアビジョンシート』
かねてより、
自己観察書
と
学級経営案
の形骸化の問題点を指摘していましたが、
本校は今年学校教育目標をみんなで作り直すのもあり、
働き方改革をしまくっているのもあり、
研究も型にはまらない自分たちのニーズに合わせたものにしているのもあり、
我が勤務校の管理職は、
さまざまな変革にポジディブに捉えていてくださり、
学級経営案にまで切り込むことになりました。
とりあえず学級経営案は公的でマストな文書ではないことがわかりました。
形骸化については同意いただいているのと、
今年は、自分のために(クラスの子どものためだけじゃなく、自分のためにというところが結構大事)本当に生かせるものとして、
研究を中心にキャリアビジョンシートを取り組むのもあったので、
「負担減らしてさ、今年は色々チャレンジするってことだし、生きたものにしようね!」
と賛同いただき、
学級経営案の提出はなくなり、
すでにほとんど研究の全体会の時間で作ってしまっているこのキャリアビジョンシートを色付けして提出しておしまい、
になりました!
これはかなり劇的で前向きで生産的な変化です。
たぶん、こういうものにあまり良いイメージのない方は、「作るの大変じゃん」て思いますが、
みんなで時間をとって、
たまにあれこれ喋らながら、
定期的に書き加え、
育てるように少しずつ完成させ、
定期的にふりかえり今の立ち位置を確認して
もう一度ビジョンに向けて立て直し、
そんなことをやってるとかなり生きたものになるし、意外と進んで、できたあとはスッキリします(スッキリして終わらないこと笑)
ポイントは、個人の作業として委ねないこと。
ビジョンシートの各テーマや問いかけは、まだまだ吟味が必要ですが、今年はこれでやってみてます。
ここの読者の方で、何かご意見アドバイスありましたら大歓迎です。
ちなみに、先日は職員会議で10分間、学年でこのビジョンシートの、特にビジョンについておしゃべりで共有していただきました。
とても素敵でいい時間でした。互いの関心や取り組みの背景が見えるって素敵。