組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究 第7回全体会『今の自分のふりかえりandアップデート』
11月5日(金)に行われた校内研究の内容は次の3つでした。
①春に作ったキャリアビジョンシート(学級経営案にとってかわったもの)のアップデート
②ポートフォリオのアップデート
③お悩み相談&おしゃべり会(オープンスペーステクノロジカルペチャクチャタイム)
①春に作ったキャリアビジョンシート(学級経営案にとってかわったもの)のアップデート
まずはキャリアビジョンシートです。
研究推進委員の2人が先にそれぞれの感覚で考える赤や青のペンを使い修正や評価をしてみました。それを踏まえそれぞれのやり方を皆さんに紹介し自分がやりやすい方法でアップデートするよう伝えました。
終わった後は何だかみなさん、喋りたそうだったので、立ち歩いてしゃべる時間にしました。
『キャリアビジョンシート』とは、これ↓
やはり人が大事にしてる事を知るって凄く面白い。 会話のきっかけにもなります。互いの理解にもつながります。
そうそう、そういえばこれ、提出前に色分けしたんです。
まず、ゴールになるところは、
①子どもたちの姿(学習)→緑
②子どもたちの姿(生活・心)→黄色
③教職員の姿→青
などのように、それぞれ3色に分けました。
それぞれに関するToDoリストを、それぞれを同じ色で塗分けたのです。
見やすく、やりやすい形で。
②ポートフォリオのアップデート
続いて、ポートフォリオのアップデートです。
自分にとってプラスになるものは残し、もう読み返すことのないと思うものは潔く捨てます。「研究だより」ということで、これまで50枚程度の文章を配ってきました。(研究主任以外にも、配ってくれている方がいます)。これらを中心に選別していきます。
これをやりながら自然とキャリアビジョンシートも修正してる人もいました。ステキ。
③お悩み相談&おしゃべり会(オープンスペーステクノロジカルペチャクチャタイム)
最後はお悩み&情報交換です。
実は先日、モヤモヤすることがありました。
私たちの学年にあることを言ってきた方がいるんですが、それは別の方の言っていたことを代弁しに来たのでした。他の人経由で言われたのでなんだかモヤモヤすることがありました。誰かを経由したコミュニケーションって、解決したとしてもその場限りであり、本当に相手と上手にやりとりできるなるわけではありません。でも、こういうのって教員文化に根強く残っていませんか?(保護者子ども同士のトラブルに対して「なんで俺たちが介入しなきゃいけないんだよ。直接やってほしいよな」と言っているのを聞きますが、先生たちがそうなってないですから~)
で、なんでこんなことが起きたかと言うと、いろんな理由や問題点が絡んでくると思いますが、そもそもコミニケーション量が足りないなと感じていました。コミュニケーション足りてなかったら、腹割って話せる関係にならないから。 相手に「これ伝えても大丈夫だな」って思い合えていないから。
さて、コミュニケーションの場といっても、あまり教育がらみの堅苦しい話ではなく、飲み会のような雰囲気を出したい。腹を割って話すって、そういうことだと思うのです。
そこでやったのが、僕の結婚式でにのさんがやってくれたOST (オープンスペーステクノロジー)の変化系の
「オープンスペーステクノロジカルぺちゃくちゃ タイム」
のさらなる変化系 です。
ホワイトボードに話したいテーマを書いてよし!
話したいテーマの人のところに行けばよし!
飽きたらべつのところにスっと行ってよし!
途中で新しいテーマを作ってよし!
テーマの作り主がそのテーマに飽きたら、別の人にそのテーマのホワイトボード持たせて自分はいなくなってよし! 笑
ゆるやかな繋がりの中で自由におしゃべり。
↑これ怪しいですね!!でも最高。なんか健康だか体づくりだかそんなテーマで話していたような気がします(笑)
これが本当に素晴らしく、立ち飲み会のような買う気が出来ました!
この最高の背景に、今回ファシリテーターをやった若手の工夫が光りました。自分の例として出したテーマが、「彼氏が欲しい」で、それでまず場を一気に和ませました。この崩し方がキャラにマッチしていました。うまい!
僕も話したかったあの人と自然と話せました。
ということで素敵な研究会2時間で終わりです。
素敵な素敵なビジョンシート、明らかに学級経営案より生きてます。
これをさらに生きたものにするためにどうやって保存するか、掲示するか?現在検討中です。