もっさんのブログ

もっさんです。小学校の先生をやっています。幸せな社会、家族、個人を実現できるために、自ら動きだせる人が増えることを願い、教育に携わっています。そのために、大人ができることは?理想とする社会、家族、個人の姿ってどんな姿?日々模索しています。

「第30回湘南PACE「体験学習法を教科教育に~ゲストはけんじ!~」

※今回は、以前西多摩PACEで行われていたけんじのワークショップをものにした回になります。

今回のゲストは「けんじ」こと、「秋吉健司」さんです。
丸ちゃんがfacebookで「けんじ来てほしい~」とつぶやいたことから始まった企画!
最近多方面にでひっぱりだこのけんじに、体験学習法(PAなど)をどうやって教科教育、その他学校生活のなかに埋め込むことができるか(体験学習化できるか)ということを体験的に学び、インプットもしていく回となります。
以下、けんじからのメッセージです。

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体験学習法と言えば、私は真っ先に「PA」と思い浮かびます。
初めて自分自身がPAに出会った時のことは忘れられません。
そして、毎年子どもたちが夢中になり、その中から多くの気づきや学びを獲得するのを見ると、PAの持つ効果には疑う余地がないと思っています。
しかし、「PAをやっているんですよ〜」と言うと、「PAって特別活動でやってるの?」「道徳でやっているの?」「国語の話し合い活動でやっているの?」というようなことを聞かれます。
そして、「今の授業時数の中じゃ無理だよね。」と言われてしまう経験を数多くしてきました。

若い頃はそんなことを言う人に対して、敵意をもったり、「わかっていない!」とブーブー言うことが多くありました(笑)
しかし、よくよく考えてみると、事実その通りなわけです。
そして、さらに気づいてしまったことに、体験学習法で一番大切な一般化の部分のチャンスの場を提供していないことにも気づいたのです。
これは困ったぞと思っている時に、ある答えが浮かびました。
それは、「全てを体験学習にしてしまうこと。」でした。
学校生活全てを体験学習にしてしまうのです。
やってみると、行事とそうじ、給食、教室移動、朝礼や集会など生活指導と言われるものにはけっこううまくいくことがわかりました。
しかし、教科学習にはなかなかうまくいかないことが多くありました。
けれど、そんなことを3年もやっているとだんだんと教科学習でも体験学習法を使うことができるようになってきました。
このワークショップでは、体験学習を使った教科学習の理解を今よりも一歩でも進めることができるように、みなさんと一緒に考えて行きたいと思います。

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なお、懇親会はけんじといっしょにサムギョプサルを食べつくします。
懇親会会場予約のため、お申込み期間を限定していますのでご注意ください(懇親会に来ない方は、申し込みはぎりぎりでもOKです)。
サム家のサムギョプサル、うまいよ?

 

 

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