第35回湘南PACE「『作家の時間』スタートアップ講座」~甲斐崎博史さんをお呼びして~
日本では、小学校を卒業するまでに9割近くの子どもたちが書くこと(作文)を嫌いになっていると言われています。なんとかできないか、といろいろ探し回った結果、見つけたのが、「ライティング・ワークショップ(作家の時間)」という手法でした。
ライティング・ワークショップの中心に位置づけられるのは、子どもたちが本物の「作家」になるという体験です。作家ですから、とにかく書きます。ひたすら書きます。書く内容は、当然のことながら一人ひとりが決めます。ノンフィクション・ライターやジャーナリストも含めて作家ですから、みんなが取材ノート
ならぬ「作家ノート」をもっており、書く題材を集めたり、下書きをそれに書きます。また、作家ですから出版・発表のチャンスも与えられます。自分の作品を紹介することは、誰にとってもワクワクする体験です。
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第35回湘南PACEは、
「ライティング・ワークショップ」
日本名
「作家の時間」
のスタートアップ一日講座です。
※第34回は、事情によりfacebookグループの方のみで行いました。お赦しを。
国語の物語教材・・・教科書にのっとって一年に一回しか書かないで、どうやって書けるようになるのかな。意見文教材も然り。
作文・・・先生がひたすら添削し、子どもはたいして直さない。直す必要がないと思っている。これで直せるようになるのかな。
興味関心をひいて喰いつかせるのに頑張って、ようやく書いてくれる。
でも授業が終われば「ああ終わった」でもう書かない。
なんだか、書く力伸びているのかなぁ。
なんて思ったこと、みなさんも一度はあるはず。
作家の時間は、書くことに始まりますが、書くことに終わりません。
読むことも、話すことも聞くこともします。
そして、けっこう多くの子にとって、書くことが生活(授業以外)の中に入り込んでいきます。
・・・
昔、小さいときに秘密基地を作ったときに、「明日は何しよう!○○しようかな!」なんてワクワクしました。
学校の敷地内に作ったときには「昼休みはここを直そう」「○○を作ろう」とワクワクし、休み時間が待ち遠しかったです。
この「明日なにしよっかな」って感覚。
これの感覚が「作家の時間」で起き始めます。
・・・
作家の時間は「決まったやり方」は、本当に少ししか存在しません。
なので、果てなき探求の旅がもれなくついてきます。
子どもの姿に合わせて、何を教えるかが変わります。
教師は子ども引っ張るのではなく、子どもの自己実現を一緒にかなえるパートナーです。
僕は、作家の時間を通して、
「子どもを見るということ」から「カリキュラムを作ること」など、たくさんのことを学びました。
すでに「知っているよ」という人でも、なかなか踏み出せないところがあると思います。
そんなところも応えてくれる講座になるはず。
ね、KAI?
僕も、たくさん吸収したいと思います。
ではでは!!
(早めに申し込んでくださいね)
場所は茅ヶ崎ではないので気をつけて!!
湘南PACEに来たことのある方は本日から受付開始。
初めての方は9月24日(土)以降にお申し込みください。
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第35回湘南PACE「『作家の時間』スタートアップ講座」~甲斐崎博史さんをお呼びして~
○日時:平成28年10月22日(土)
受付 9:00
開会 9:15
~昼食休憩 どこかで1時間ほど~
閉会 17:00
○場所:
地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
午前:研修室A
午後:ワークショップルーム
○参加費:3000円
○服装:筆記用具・ノートなど。
おかしはあります。
○懇親会:大船駅界隈 4000円程度
17:30ぐらいから
申し込み時に出欠を教えてください。↓
○定員:30名
○内容:
作家の時間・ライティングワークシップ!!
講師はKAI(甲斐崎博史さん)
西多摩PACE主宰 東京都西東京立栄小学校教諭 1999年、プロジェクト・アドベンチャー(PA)に出合ったとき、価値観、世界観、教育観がひっくり返る体験をし、それ以降、PAとそのベースとなる体験学習法が自分の教育の核になると確信。子どもたち自身が学び進めていくワークショップや探求型学習、協同学習を展開している。
○申し込み
shonan.paceとgmail.comの間に@を入れてメールをください。件名は「第35回湘南PACE参加申し込み」でお願いします。
本文には以下の項目を記入してください。
お名前:
所属:
携帯番号:
湘南PACEの参加経験:有 or 無
懇親会の出欠席(無記入は受け付けません):
※宴会の席の予約の関係上、できれば一週間前までにお申し込みください。
※一日参加できる方を優先して受理します。
返信をもって申し込み受理とします。
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