もっさんのブログ

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やる気のある人が居心地の悪い空間を作ってしまう可能性

やる気のある人が居心地の悪い空間を作ってしまう可能性

 

モチベーションの4段階についての話。

 


うちの学校の研修をする研究会で、ABD(Active Book Dialog)をやりました。

本はこちら↓

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その中で、こんなモチベーションの話が出てきました。

 

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ダイアログセッション(対話で深める)で、このモチベーションについて、「皆さんのモチベーションレベルってどんな感じですか?」と聞いたときのこと。

 

 

同じグループの方がこんな話をしてくれました。

*********************

昔いた学校には、④の集団みたいなのがいた。そしてその人たちの勢いは①や②の人たちにまで影響してきて、①や②の人たちは直接じゃなくてもプレッシャーを感じていた。それが居心地悪かった。

*********************


モチベーションが高い人が引っ張り上げるようなイメージでしたが、たしかに、④が④であればある程、周りから引いてみられる可能性がありますね。

 


みなさんの学校では、④の人たちが突っ走っていたりしませんか?

いや、これを読んでいるあなたは実は④で、職場で一部の人とかコミュニケーションが取れてなかったり、「〇〇さんはすごいね」と言われて距離をおかれていたりしませんか?

 

チームという言葉を安易に使う点も

そもそもいつもチームである必要はあるのか?という点も、

関係してくるように思います。

 

熱の差は、ともすればさらなる差を生みかねません。

熱の差はあっていいけど、誰もがそこにいていい。

自分の立ち位置をよく見る。

よく見るために、フィードバックを自分からもらう。そういうあれそうこれ言ってくれる仲間をもつ。

すごく大事だと思います。

 

 

 

この緊張感は常に持っておきたいです。

組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究 第2回全体会『働き方改革&学校組織マネジメント研修』

「研修を研究で」

第2回全体研究会(月イチ研)が行われました。

 

今回はABD(Active Book Dialog)で行いました。

 

正直この方法、初めて体験したときは物足りない感じがあって、あまり好きではありませんでした。本を読んだ気にならない。本の大事なところや心に残るところは人それぞれなため、そぎ落とされている感じがして、イマイチって印象でした。

 

ただ、

・同じ本を読める

・読書が苦手だったり、読書の時間がない人でもできる

・集まった人でその場で終えて、対話までできる

というメリットがあったので、実行しました。

 

このリンクがわかりやすい↓

heart-quake.com

すでに昨年度、自主勉強会を校内で開いたときに参加しその楽しさも、流れもわかっている人がいました。なので、とても気を楽にして臨めました。

 

 

選んだ本はこれ↓

 

www.gakuji.co.jp

 

 

 

タイトルがパンチありすぎるので、そこは笑いに変えて紹介しました(笑)

 

なぜこの本にしたのか

上の一つ目のリンク先の目次を見るとわかりますが、

今年度の研究(研修)の目的とめちゃめちゃイメージが合致しているから。

僕たちが幸せに過ごせる学校を目指すために必要なことも、

今公立学校が抱えている耳の痛かったり、

痛いのに気づいていないふりをしていたりする内容に

しっかり踏み込んで書いているところがイイ!

 

管理職も交えてABDをやれるのがとても最高です。

 

そして、今回は特にですが、事務さんや校務作業員さんも

「可能な範囲でぜひ・・・」とお誘いしています。

それほど意味のある本ですし、

そもそも研究のコンセプトも全職員に説明しています。

みんな、おなじ職場で働くチーム(←この言葉をつかうのは慎重にしたいところです…)ですから!

 

 

みなさんの学校でも超おすすめです。

特に、管理職もいっしょにやれると最高です。

学校の問題点も、改善の方向性も見えてきて、がっちりしやすいです。

2時間半あれば初めてでもできます。

どこの学校もぜひやってほしいです。

 

 

 

ありがたいことに、

今回は我が校の若手二人が手を挙げて

ファシリテーターとして2時間半やってくれたこと。

アイスブレイクまで考えて

上手に雰囲気も作り、

最後まで終えたことです。

明らかに、そこいらへん7割ぐらいの指導主事よりも上手です。

 

そうそう、ファシリテーターは、

研究推進委員会の輪番制ではなく、

毎回挙手性です。

理由その1  イメージがないと難しいから。

理由その2  本人が納得いく形がWin-winだし、ファシリテートの質も高くなるから。

 

もちろん、僕ががっちりフォローしますと伝えているので、チャレンジしてみる人も大歓迎。「次回はどうします?」と聞き、その時に考えてやめたなら、それはOKにしています。

それでも手を挙げてくれているから、本当にありがたいです。他の方も、きっと手を挙げてくれるときがきます。しっかりと待ちます。

それもこれも、雰囲気がよいからできることです。研究会へのイメージがマイナスなら、いつまでも「やろう!」ってなりませんからね~

 

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さぁ、素敵なアイスブレイクと説明が終わった後は、本を思い切ってぶった切り!!担当を分けました。

 

 

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読み込んで、要約する(リーディング&サマライズ)

 

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そしてリレープレゼン!

 

↓Aグループ

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↓Bグループ

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このあと、

関心チェック(2分)

問いづくり(5分)

ダイアログ(30分)

 

で終了。

最後に、「自分のためにふりかえりをしてください」というふりかえりを出口チケットとして書いて終了。

 

ふりかえりは職員室内で、現在回覧しています。

もちろん、教員だけじゃなく、教職員で回覧。先生だけじゃない!

誰かの学び、誰かの関心はみんなで共有しましょ。

 

 

いやぁ、みんなおもろい!!

 

 

終わった後は、本の内容について職員室でちらほら話が出ています。

明らかにアンテナが高くなっています。

 

しかし、研究会についてのフィードバックでは、

「研修した内容が忘れられてしまう恐れが。もったいない。ここをなんとかできないか」

というご意見があり、

去年やった『宣言タイム(次までに私はこれをやります)』をやりたいという声が。

 

次回、反映させましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなでつくる『学校教育目標』③ P本部会の前でプレゼン

先日、今年度初のPTA本部会がありました。

 

これまで管理職と、学校教育目標づくりの保護者とおしゃべりする会を夏に開催したいと考え、年間行事予定等の調整をしてきました。

後は、このプロジェクトに保護者を巻き込む!

そのために、まずはPTA本部の方々にこのプロジェクトに賛同いただく必要があると思います。ゆくゆくはそこから、各家庭へ発信して、おしゃべり会への参加を広く募りたいと思っています。

 

スタートは学校でも、各家庭への発信はPTAという組織で行いたいです。

 

ということで、本部会でプレゼンする時間をいただきました。

今まで担任をした保護者の方もたくさんいたので、とっても話しやすかった!

かなりうなづいてくださるママたちがたくさんいました。

Pの中から、プロジェクト運営メンバーになってほしいなぁって思います。

 

なんか恥ずかしいけど、プレゼンの文章を載せます(笑)

こうやってみると反省点たくさん出てきますねー

 

僕のプレゼンは、結構これで変わりました↓

 

ロジックだけでは思いは伝わらない! 「共感」で人を動かす話し方

ロジックだけでは思いは伝わらない! 「共感」で人を動かす話し方

  • 作者:菅原 美千子
  • 発売日: 2009/12/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

*************:

 

 

自分の話をさせてください。

 


どうして公立の先生に。

いろんなキッカケのなかの大きな一つ。

家庭にいられなくなった子たちを一次的に預かる施設。

そこで出会った、しんどいことになっている子どもたち。

虐待の連鎖という言葉。

断ち切るには、出逢った素敵な大人たちと、育つ環境がとても大事。

子どもたちが本当に幸せな子ども時代を過ごして、大人になっても幸せに過ごして欲しい。

家族を持ったら

仕事をしたら

1人でも

  非認知能力をもとに事例

 


そのために、学校の役割はすごく大きいと思っています。

 

 

 

さて、〇〇小学校は、今ある公立の小学校として、文句なしに、素晴らしい学校ですか?

それとも、まだ成長の余地はありますか?

 

 

ニュースでかなり取り上げられていますが、僕らの仕事は本当に忙しいです。子どもたちのためにもっとやりたいことがたくさんあるけど、そうはいかない事がたくさんあります。

保護者の皆さんとのことも、まだまだです。モンスターペアレントなんて言葉があって、学校に何か言うのはとてもハードルが高いですよね。ですが、先日、学校をよくするために僕たちは、あれこれ話す会を作ったのですが、本当にみんな「もっと保護者の方とコミュニケーションをとりたい」と思っていました。家庭訪問もなくなり、留守番電話も導入されて学校の多忙化は解消に動いていますが、保護者の側からしたらどんどん学校に距離を置かれている感じがしますよね。学校って、本当に敷居が高い。

実は、子どもたちのために、学校ってもっとこうだったらいいのにって思うこと、きっとありますよね。先生たちに言いたいことって、ありますよね?たくさんあります?笑

 

子どもたちもきっとそうです。きっと、もっとこんな学校だったらいいのにって思い、絶対あります。

 


だから、僕たち○○小の職員は、この学校をもっと素敵に生まれ変わらせたいと思い立ちました。

 


一番最初は、○○小のDNAが刻み込まれている、学校教育目標。

みなさん、言えますか?笑

 


これを、今年、作り直そうと思っています。もちろん、我々だけでなく、保護者の皆さんも、子どもたちも巻き込んで、みんなでみんなが目指すもの子どもたちの姿について語り合い、その夢を形にしてみたいと思います。

本当の意味で、子どもたちの幸せのために、子どもたちと、保護者の皆さんと、教職員のみんなで、学校をつくり直したいと願ってます。

子どもはもちろん、関わる大人たちもみんな幸せになれる学校。

みんなが納得いく形の学校。

学校は教職員が運営している、ではなく。

学校は、私たちが作っているのよってなるように。

 


そこで、お願いです。

 

 

 

皆さんの思いも、夢も、もしかしたら不満も、しっかり本音で話し合って、私達が目指す子どもたちの姿を共有しませんか?そうやって、ワクワクすること、一緒にしませんか?

 

*****************

 

いやぁ、これハードル上げすぎたかもしんない(笑)

組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究「第1回全体会」

4月末、新しい舵取りをした学校研究が始まりました。

 

まずこの日までに、すでに職員会議でポートフォリオの話をしていたので、スタートはしていました。研究主任を中心に本やネットの記事などをコピーして作成する「学校研だより」は、5分で読めてハイライトしてしまうだけの手軽さ。少しずつ、インプットを増やしていきます。

 

そして、第1回の研究日を迎えました。

 

★今年は研究の日は全て4時間下校にしてもらいました!!★

 

流れは、こんな感じ↓

****************

14:00

 互いを知り合うゲーム

14:20

 今年の研究のコンセプトプレゼン

~~お菓子とお茶とポートフォリオをもってくる~~

14:35

 ポートフォリオを使って「対話で深める」をやってみよう

14:55

 素敵な子どもの姿を見てみよう~TED kids~

15:15

 自己分析~多重知能理論診断をしてみよう~

15:45

 自分のキャリアビジョンシートを作ろう

16:25

 クロージング

16:30

 終了

****************

目指したのは

◆ 職員同士のコミュニケーションの場にする

◆ 職員同士の強みを自覚し、可視化し、仕事に生かし合えるようにする

◆ 学校教育目標づくりの参考になる子どもの姿をVTRで見る(ちょっと息抜きにもなる)

◆ 対話で深まる経験をする(これは学年会で定期的にやってもらうので練習兼で)

◆ 自分のビジョンをもとに、取り組みを考える

 

です。

 

互いを知り合うゲーム

今回は、動きを入れつつ、互いを知り合うゲームを行いました。

ユーモアもありつつ、互いの強みも見えつつ、ちょっと聞いてみたくなることを入れつつ、自分のルーツも見えつつ・・・

こんな感じ。

 

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ゲームは、

①歩き回って出会った人4人と自己紹介

②歩き回って出会った人と自己紹介し、カードを交換して次の人に、カードの人のことを紹介し、また交換し…で4人と他己紹介

③すると②によって自分のじゃない誰かのカードをもっているので、「子どもの時のあだ名」を呼んで持ち主を探す。

 

そして、今後の職員同士の関わりを生むために、職員室壁面に飾りました。

※この壁面は、働き方改革プロジェクトで生み出した壁。

kawamocho1011.hatenablog.com

 

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これをきっかけに、お互いに質問したり、得意なことを聞きあったりと、日頃のコミュニケーションの活性化をねらっています。カーテンレールをつけてくれたのは校務作業員さん。ナイスなリサイクルアイデア!すごい!

 

 

今年の研究のコンセプトプレゼン

まぁ、これは以前のブログに貼ったスライド資料にあったので説明は割愛します。

研究主任ばかり話すと、みんなで作る研究にならないので、いろんな方に話していただきたいなと思っていたら、進んで書いてプレゼンしてくれる方がいたので、お願いしました。やっぱり、人と作るとすごい!理解も深まるし、自分もすっきりします。そしてプレゼン上手!!

 

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ポートフォリオを使って「対話で深める」をやってみよう

本校職員は、すでに「えんたくん」を活用して、発散&書きたくる感じに慣れていたので、今回はより学年会でやるのに現実的&終わった後にA4にコピーしてポートフォリオ化する目的で、A3判の「えんたくんペーパー」というものを開発し(笑)これを使ってやりました。ポートフォリオの中にあるもの(特にハイライトしているところ)を中心に、聞いてみたいことや話したいことを自由に話す時間です。

 

 

素敵な子どもの姿を見てみよう~TED kids~

いろんな時間があったほうが飽きないし、集中もできる。この時間は、これから行うっ学校教育目標づくりにもつながる「子どもの姿」の一つの例をVTRで見ました。

これです↓

tedxkidschiyoda.com

すごくパワフルで、ユーモアも上手にある見事なプレゼン。行動力も見習いたいです。

こういう子たちが、きっと色んな物事をよりよくしていくのでしょうね。

 

 

自己分析~多重知能理論診断をしてみよう~

お互いの強みが見えると、とても仕事しやすいです。

自分の強みも自覚できると、なんだか自分の力を活用しやすくなります。

人との違いを知ると、「あの方はだからこういう行動をしているのね」と相互理解につながります。

よって、自己分析をすることにしました。

ストレングスファインダーはお金かかるし(笑)

「マルチプル・インテリジェンス」にしました。

新さんの本の中に、診断アンケートの一例が載っていたので、それを使ってみんなで自己分析しました。かなり盛り上がりました!会の終了後も、数日間職員室で話題になっていました。

 

 

kawamocho1011.hatenablog.com

想像以上に効果あります。

例えば、「読書をしろ!」と言いますが、読書から学べる時点でその方は言語知能が高いけど、それ以外の知能のほうが高い人たちは別の学び方が適するわけで、読書をするかしないかで学びが決まるとは言えません。研修会をデザインするとしても、多様な知能の側面から学べるデザインが必要に思います。文字だけじゃない。映像だって、体を動かすことだって、いろんなアプローチで研修があるといい。それを自覚できました。

 

 

自分のキャリアビジョンシートを作ろう

これが結構力をいれる取り組みです。

神奈川県は自己観察書ってのがあります。人事評価としても使うわけですが、これ、本当に活用できないんです。書いて終わりだし、書いたら見ないし、評価も結局相対評価らしいので「職場にAが○人」みたいなのがあるみたいだし、さらに経験年数で決まるから無意味だし、正直無駄な労力。

また、平塚市は学級経営案ってのもあります(どこもありますか?)が、これも作ります。でもこれも、「自己観察書」と同じで、生きてない。シンデマス。

あまりに忙しいから、本来とんでもなく大事なはずの教育のビジョンを考える経験もなくここまで来た先生もたくさん。

なんとか県の〇年経験者研修みたいなのでこういうのやりますが、これもその時やってあとはお蔵入り。

 

子どもたちの将来像も

働く自分の将来像も

働く仲間や職員室の目指したい姿も

どれも考えることもなく、しかも全くポジティブな経験のない〇〇シートやら〇〇書ではなく、

 

本当に子どもや自分のためになり

人と見せ合うことでプラスになり

何より「生きた活きた」ものになり

自分の愛着のあるものになり

何かあったら取り出したくなる

 

そんなシートとその活用を目指します。死んでも形だけにしません。(今年は研修の一年なこともあり、なおさら重要です)

じゃじゃーん!!キャリアビジョンシート!!

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① 一年後のビジョン

② ①を見据えた中間ビジョン

③ 自分の強みや課題

④ ビジョンのために、今年度自分が取り組みたいことや学びたいこと(TODO含む)

の順で作成します。

 

 

さてこれ、一見

「めちゃ大変!こんなのつくらされるんかい!働き方改革逆行やん!」

と思われそうですが、あなどるなかれ。

確かに、最初は大変です。特にビジョンは、日ごろから考えている変わり者でないかぎり、大変です。でも、そんなもんです。僕が民間の人材開発の研修や自己開発セミナーんようなもので参加した時も大変でした。でも、必要な大変さです。乗り越えてうまく形にできるととてもうれしいし、霧が晴れた感じがしています。道順を俯瞰し、地図の上から見ている感じがします。

また、終わらなくても、全くもって宿題にしません。このシート自体も、今完成することよりも、研究を進めながらちょいちょい見る機会や交流する機会を作って育てていくことがよいと思ったので。また、以前から言っていますが、仕事量への配慮もしています。研究は基本、研究の時間内で終わらせる!終わらないからといって宿題にはしません。「やっといてください」そういうのとっても負担ですし、宿題にすると忙しいから大抵適当になります。やりたくなくなります。楽しくなくなります(やりたい人はやればいい。やって欲しいなら時間を用意してあげないと。)

ということで、まだ完成していない方がほぼ全員。でも全く問題ありません。

みんなと見せ合いっこもします。お互いにどんなこと考えていて、どんな取り組みしているか見えてくるので。

 

 

さらにこれ、管理職とも話しましたが、大きな計画があります。

これを創るまで、自己観察書と学級経営案を作成するのを待ってもらえるよう承諾いただきました。だって、二度手間ですから。ビジョンシートの後なら、作りやすいです。

さらにさらに、そもそもほぼ無駄で不要でお蔵入りな自己観察書と学級経営案にとって代わるものになるのではないかと、挑戦的に提案しています。管理職にも、「こっちにできたらいいね!」と言っていただいています。そして後日談ですが、学級経営案に取って代わることが決定しました。このことはまた後日書きます。

 

 

さてこのビジョンシート、実は、ベテランの方ほど書くのに苦戦している傾向がありました。みなさんはなぜだと思いますか?(決して悪い理由ではなく、ベテランの方の現状とこれまでの先生文化を想像してみてください。僕はそんな捉えをしました。)

 

 

 

 

 

みなさんの感想は、

「楽しかった!」

「自己分析いいね!」

「VTRの時間がよかった」

「ビジョンシートで頭使った・・・疲れた・・・」

でした。

 

 

 

以上です。

 

ところで・・・

職員室のど真ん中にこんな棚があります。学校研究でホットな本の紹介。

いいでしょ。

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みんなでつくる『学校教育目標』②

①と順序が逆転してしまいますが・・・

 

年度初めの職員会議で、プレゼンテーションしました。

(すでに、学校教育目標を作り直すという話は学校長からも全体にしてあります)

夢ばかり語りすぎても、「ついてけない」と思われるかも。

子どもだけでなく、みなさんへのメリットも伝えなければいけない。

ということで、こんな感じでした。

※ただし、これができたのも、これまでずっと職員の関係性に着目してきて、職員室の雰囲気がよくなったからできたことだと思います。関係性ができていれば、なんでもできる!!

 

*******************

 

学校づくりプロジェクト

 

どこの学校でも起きている「学校教育目標の形骸化」

例えば

・目標が言えない

・目標は、年度最初に見て、それっきり見ない。

・目標は、校長や管理職だけで決まっている。

・目標が多すぎ、または全般的過ぎて、何に力を入れていいかわからない。

・社会が変わってきているのに、もう何年も(何十年も!)変化がない

・目標を達成したかどうかの評価を行っていない(行っていても、行って終わりで、これからどうするかの方向性を修正する会議がない。あっても、実際に行動に移っていない)

 

問題は個人や誰か(もちろん、管理職、という意味ではありません)ではなく、こうなってきた学校組織文化そのものにあると思います。

また、目標がはっきりしないと、仕事が増えるということもあります。

→「いい学校の選び方」(吉田新一郎著)のあとがきにある、ビジョンが組織を生き生きとさせ、仕事を効率化させる話を読み聞かせする。

 

 

人それぞれ思いがあります。

教職員という仕事をしていますが、仕事にどれぐらい思いや熱を込めているかは人それぞれです。その多様性は否定されることではありません。

ただ、組織として考えた時に、全体の底上げは目指していっていいと思います。

みなさんで同じゴールを見て、子どもたちの成長のために学校がある、ということを大事にしていきたいと考えています。

 

ちょっと否定的なアプローチでしたが、目標づくりは夢を語る、とても楽しく明るい話になるはずです。PTAや、子どもたちの意見も入れて作りたいと思っています。おそらく、〇〇市初の、みんなで作る学校教育目標です。

ぜひ、みなさんと力を合わせて、いい学校、いい教育、素敵な子どもたちの成長に貢献できたと思っています。一緒にワクワクしましょうね!

 

ここで一度聞いてみたいと思います。

・プロジェクトは、月に1回集まります。勤務時間帯が理想ですが、オーバーする可能性は否定できません。

・参加はその時都合がついたら でも大歓迎です。だれでもOKです。が、固定メンバーはほしいという気持ちがあります。毎回全員が変わるのは、少ししんどいです。突然都合が悪くて、というのはOKですが、固定メンバーには、先に予定を聞いてから日時を決めたいと思っています。

ということで、固定メンバーとして参加していただけるかを伺います。

 

①積極的に参加したい!

 

②今すぐ返事はできないけど、前向きに検討します!

 

③できる範囲で(これはみなさんになるので、挙手は要りません)

 

で挙手をお願いできますか。

 

みんなでつくる『学校教育目標』①

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今日は、第一回のビジョンプロジェクトミーティングでした。

 


本当は、職場全員の参加が望ましいです。

この本にもありますが、ことビジョンにおいては、結論や成果物と同じぐらいプロセスが大事になります。

 


これまでの学校教育目標形骸化にならないようにしたいのですが、一部のメンバーで進めては結局同じこと。その結論に至ったプロセスこそが、みんなが納得し、短い言葉でも意味がわかるというもの。

 


ですが、この多忙極まりない教職員の仕事の日々の中、このプロセスを全員で丁寧にやるのは至難の業。それこそ、不和を生み出しかねません。

 


まずは、前回の職員会議のプレゼンで手を上げてくれた方々を中心にミーティングの日程を決め、少しずつフレームをつくる作業をしていくことにしました。もちろん、「ちょっと見に来ました」的な参加も大歓迎!本校は職員室と扉で続いている応接室があり、応接室に印刷機があるので(笑)、人が行き交うこの部屋をミーティング場所として選びました。

 


今回の話す内容はこんな感じ。

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すでに『えんたくん』と、ホワイトボードミーティングのケース会議で、発散の「書きたくる感じ」を掴めている本校の職員に、ホワイトボードの記録をお願いしたところ、交代でどんどんやってくれたので、僕は進行に徹することができました(みなさんのサイドワーカーぶりも素敵でした)。

 

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結論から言って、この

「どうしてこのプロジェクトに参加を?」

「学校教育目標にどんな思いをもっていますか?」

の問いに対する皆さんの答えに奮えました。

本当に素敵。

普段仕事していては見えない、皆さんの教育に対する思いや、保護者や同僚とのコミュニーケーションに感じていること、教育の夢のようなことも聞くことができて、とてもとてもワクワクしました。唯一もったいないのは、これを全職員とやりたかったなぁというところ。ですが、もしかしたら、ここに価値があることをミーティングメンバーが思えば、今後開かれるかも?

あと、意外と多かったのが「ワクワクするから。面白そう。」という動機。これも純粋に嬉しいです。そう、ワクワクしなきゃやりたいって思わないですからね!感情や気持ちはエネルギーの源。

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けっこう行き交う人が足を止めて見てくれたり、一言くれたりして、応接室でやってよかったなって感じです。

 

 

そんなワクワクする時間の後、目標のフレームについて話しました。

 

□形骸化しない

□パッと見て誰でもわかって、言える

□文字だけじゃなくて、イメージや情景が見えるイラストがあるもの

□子どもも保護者もみんなが参画していて、それがわかる形のもの

□いわゆる字ばかりで読む気になれないもの(笑)も作るけど、表に出すのは、簡単でイメージが湧いてワクワクするもの

 


この辺りをベースにして、次回までになんとなくフレームの図を考えてきて、次回は具体的なフレームがイメージできるところまで決めよう、となりました。

 

 

 

さて、保護者ももちろん参画して欲しいわけですから、学校教育目標のイラスト化は、保護者の中にできる人がいるのでは?と期待しています。保護者はお客さんじゃない、僕ら生み出すメンバーと同じですから、つくるのに必要な力やプロセスはぜひ一緒にやれたらと思っています。僕らより、専門的な知識や経験のある方がきっといますからねー。

研究→研修へ 学校改革の一端を担う2021年度の学校研究へ

以前から記録している学校研究について。

2021年度の方向性はこれです。

 

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スライドに出てくる彼は

「Word」のアイコン機能で出てくる人物。

検索するとなぜか「拓実」と出てくる。

 

つまり、彼は「拓実」さんなのである。

 

ほんまかいな。

働き方改革の目的は、『時短』じゃないって話。

働き方改革の目的は、『時短』じゃないって話。


最近のブログをFacebookに投稿して、コメントやら個人的にメッセージやらもらって、改めて。


働き方改革
ワークバランスを整える
この目的は、「時短」じゃないです。

 

 
そういう認識で僕らは、以前ブログで書いた
「職員室環境改善プロジェクト」も、
「研究の提案」も
「学校改善」も
してません。

 

 
そうじゃなくて、
『多様性を尊重し、
みんな幸せに働けるWin-winな働き方を見つけること』
これが目的でしょう。

 


よく数字で出る働き方改革や、教育委員会がやってる働き方改革は、時短がメインです。それはそれでありがたいですが、それを働き方改革と定義していると、たぶん職場の人は納得しなかったり、同調圧力で不幸になったりします。

 

 
「子どもの姿こそ追い求めて、研究に力を注ぐんだ!」と、トップダウンで、ゴリ押しの研究が降りて来る。(研究じゃなくてもいいけど)
そうやって声をあげても、実は家に帰って子どもの相手をしなきゃいけなかったり、夫婦のコミュニケーションがうまくいってなくて帰っても辛い生活をしていたり、親の介護でヘトヘトだったり、子どもがいるけど独身で仕事と子育ての間を見つけて新しい出会いを求めて一所懸命いろんなイベントに参加していたり。
こういう人たちはきっと、上の言葉には不満に思う(または、波風立て内容に無関心装う)から、研究をテキトーにやるようになるかもしれません。

 


職員会議でまる付けしている人がいたら、何を考えますか?それほど、早く帰らなきゃいけない何かがあるんだって考えてみたことはありますか?

 


仕事に力を入れられない人がいたら、まずどうしてか知ることから始めてはどうでしょうか。

 


逆に、自分で仕事でこだわりたいところがあれば、こだわったっていい。それが大事にできないと、幸せに働けない。時短は、人の時間を尊重するための一つの方法なだけ。
この認識が前提にないと、変化は難しいんだと自覚できました。

 


************
ちなみに、僕は今、家族と職場で手一杯です。別に悪い意味ではありません。


職場は、今身近な人が幸せに過ごせる場を作りたいと思っていて、一番コミットしやすいし、とても長い時間を一緒に過ごしている仲間だから、こうやっていろいろと頑張っています。職場を僕のフィールドとして自分の実践を広げ、腕を上げることにしています。
ただ、僕がいなくなっても職場はつぶれません。

 


だけど、家族は、僕がいなかったら、ほかに守ってくれる人がいません。だから、こっちが一番大事。
子育ては仕事よりはるかに大変です。育休とったから尚更わかる。

で、家に帰ったら、少しでも妻に楽にしてほしいから、平日は隔日でノー残業デーにしています。

残りの隔日は、たまった仕事消化に6割、職場の幸せに2割、と自分の腕磨きに2割の時間を使っています。

これも大事な時間なので、妻にわかってもらっています。

妻が元気だと幸せです。

ママが幸せだと家族が幸せになります。

僕が家に帰れば、家事と育児は基本全部やりますスタンス。

あと、娘が超かわいくて大事だから、娘にのためになることは全部やる。

最近、部屋から出ると泣くからかわいくて仕方ありません。

 


こんなだから、今はSNSからも離れているわけです。

「いいね!」もあんまり押しません。なんか、押してない人のことを考えると、押せなくなってしまうのです。コメントもすると、コメントをしなかった人に悪い気がしてしまうのです。

だから、そっけなくてすみません。

今まで出会ったみんなも大事に思っているのは変わりません。みんな愛してるぜ。Universal Love!!

 


大事なものを大事にするため、自分の中での大事にすることの優先順位を立ててやっています。

まずは、身近な人。

これが僕の働き方改革

 


↓職員室環境改善プロジェクトのときの記事
http://kawamocho1011.hatenablog.com/entry/2019/08/29/084919
http://kawamocho1011.hatenablog.com/entry/2019/08/29/173705

「個別探究&組織開発&ワークライフバランス」をテーマとした研究の末…

今回は、前回のブログで載せた、3年間続いた研究が終わり、2021年度どのような方向性でスタートしていくことになったのか、そのターニングポイントを書いてみる。

 

 

その件について、ここで僕も記事を書いているので、こっちも見ていただけるとより詳細が載っています↓

授業づくりネットワークNo.38―若手教員とどう歩んでいくか

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  • 発売日: 2021/03/19
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まず、昨年度まで3年間続いた研究は、端的に言うと、

ワークライフバランスを整え

□教職員の満足度の高く

□教職員が主体的に取り組め

□互いの実践にコミットしあう形の個別探究の研究

 

を目指した研究だったが

それがどうだったのか。

 

 

結論からいって、成果と課題の両方がたくさんあった。

3年間でこの研究は一度ストップした。

が、個人的には得られたものが大変多く、どこかいつかどこかでこのスタイルを復活してみたいと強く思っている。

 

まず成果はとてつもなくあった。

 

①互いに異なる研究だったので、教員の互いの関心や強み、得意分野がよく見え、対話の量が格段に増え、学び合う環境ができた。

②「研究授業の終わりが研究の終わり」ではなく、公開授業が終わっても、ずっと研究が続いてたので、子どもたちへのメリットが大きかった。教員も、常に頭の中に意識していることが多かった、と言っていた人が多かった。

③自分の関心のあるテーマが扱えたので、これまでよりはるかに主体的に取り組めた

④基本的に研究時間内で研究が終わることを目指した(もちろん、もっとやりたい人はもっとやってOK)ことで、ほとんどの教員が研究に前向きに取り組んでいた。

⑤研究のあり方について、みなさんから本音で意見がもらえるようになった。

 

 

ただ、3年間続いて一度終わったのは、問題があったからだ。

僕らが感じた大きな問題は3つ。

「圧倒的に時間が足りなかったこと」

「互いのフィードバックの質を上げた、刺激的な関係性を築けなかったこと」

「研究の目標のあり方とそれを評価方法があいまいだったこと」

だった。

 

 

月1回の研究会では圧倒的に時間が足りなかった

我が勤務校の研究会は月に1回、年間で11回の行われていた。

互いに異なるテーマ(例えば、『学び合い』「時短」「発問」「国語」など)の研究を行っているので、互いの研究を進展させるためにコミットし合うことが重要になってくる。「コミットし合う」のイメージは、互いの研究に対して何かしらのフィードバックやフィードフォワード、アドバイスや問いかけを通して研究の質を上げるための協同的な関わりができている感じ。もちろん、100点は無理だろうけども、70点ぐらいは達成したいと思っていた。だが・・・

5時間目が終わってから勤務時間内で月に1回行う研究会では、お互いの研究の内容にコミットし合おうにも、ほぼ「聞いて終わる」ということが多かった。圧倒的に時間が足りなかった。特に、専門的だったりオリジナルだったりする研究を行っている方の実践は、研究会の時間だけでは理解することも不可能であった。これが圧倒的で大きな課題であった。

 

この点は、結構改善策が簡単に浮かぶ。研究会の回数を増やす、ということだ。ただ、職場の合意がないと難しい。研究に価値があり、楽しく魅力的であれば承諾していただけると思う。今回は問題がそこだけでなかったので、交渉はしなかった。

 

互いのフィードバックの質を上げた、刺激的な関係性を築けなかった

これは多くの学校であるのでは?

我が校は組織開発で言うところの「健全性」が結構高い。

仲がよい。明るい職員室。それぞれ強みが見えていて、いろんな話ができる。

 

だが、簡単にいえば「ぬるい関係性」になっているところがある。

授業を観に行っても、どこか腫れ物に触らないようなアドバイスばかり。遠慮しているのか、それとも本当に何を言ったらいいのかわからないのか。

同じ学年を組んでいても、互いの授業や子どもとの関わり方についてあれこれ言い合うことがない。

これを研究会のあり方でどうにかしようと、世の中にはあれこれワークショップの手法やら何やらがあるけども、それって問題をごまかしてしまう側面が多分にあるように思う。そもそも。

問題は研究会のあり方ではない。関係性の質の問題が大きい。

また、もし「何を言っていいのかわからない」という理由なのであれば、学校の中にインプットの場を作ってしまうのも有効。

ここら辺は、先ほど紹介した「授業づくりネットワーク」の記事の中に、若手に聞いた意見があるので参考になるかと思います。

 

研究の目標のあり方とそれを評価方法があいまいだった

そもそもの研究テーマが、学校教育目標とあまりリンクしていなく、目標が二重に存在していた。

そもそもそもそも、みなさんの学校教育目標は「生きて」いますか?

 

よく考えたら、もうそこから大きく引っかかってきます。

↓この辺を読むとよくわかります。

変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道

変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道

  • 作者:妹尾 昌俊
  • 発売日: 2015/10/19
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 また、石川晋さんに「エピソードを残していこう」とアドバイスをいただいたものの、それを生かすだけの時間と、それぞれの先生たちに「エピソードを残すってとてもいい!」とその良さを実感できるところにまで到達することができなかった。研究が進んだかどうかを評価する方法も定まっていないので、なんとなく進んで、なんとなく研究の成果が達成されたかが評価されて、なんとなく次年度になっていく流れに・・・

  

 

 

 

ここで、この研究方法をこのまま行っていくことに限界を感じたわけです。

 

 

ただし!あくまで総合的に判断してそうなったわけで、この方法のいいポイントは山ほどあったので、「今はまだ・・・」「もっと最初に見直しておきたいところが・・・」という感じて一度ストップしたわけです。

 

 

そして2021年度はどうなっているかというと、

先ほどの3つの問題をクリアするべく動き出しています。

それはまた次回に。

 

 

 

 

みんなハッピーを目指した校内研究の変遷 2018年~2020年

この3年間、変わった研究をしてきました。

変わっていますが、願いや思い、目的や目標を考えて、その中で研究主任に提案してきたことを、みんなで作り上げてきました。

そして、2021年度から、さらに面白いことになってきています。

自分や、自分が異動したときや、他の学校で参考になって、みんながハッピーが研究や学校づくりがどんどん広まってほしいと願い、今わが勤務校で起きている面白いことを記録していきます。

 

 

 

とりあえず、昨年度までの話。

 

大元の

「目指す子どもの姿」

のようなものについては、既存のまま来ました。

(ここをかえる話は、後日ブログに書きます)

それ以外のところで、

 

ワークライフバランスを整え

□教職員の満足度の高く

□教職員が主体的に取り組め

□互いの実践にコミットしあう形の個別探究の研究

 

を目指しました。

 

パワポ資料の一部はこちら↓

 

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追伸*************************

 

(facebookのコメント欄より)

大事なのは、方法論よりも、関係性と互いへのケア。(そこを見える形になっている記録や本はほとんどない)
そこを疎かにすると、真似しても煙たがられたり、結局不満な人が出たりする。似たように、有名な人の実践を方法論として真似して失敗し、周りに煙たがられる人を見てきた。自分も含め、自戒を込めて。

そのプロセスもどこかで書きたいと思います。結構エネルギーいるので、かけなかったらすみません笑 聞かれれば答えますねー

 

働き方改革で、早く帰るのは大事。でも、もっと教材研究したいって気持ちも大事。だから、選択できるのが大事だなと思う。働き方改革は、働き方を減らすのだけじゃなく、一人一人のニーズに合わせて働ける環境づくりが大事だと思う。
うちの研究は、こだわりたい人はとことんこだわってやっていたし、毎日子どもの送り迎えと家事で忙しい人は、時短を研究テーマにしたりしていた。