もっさんのブログ

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ついに 令和4年度の学校教育目標が決まりました!!

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ついに!

全クラス子どもたちから承認を得て!

 

ついに令和4年度の学校教育目標の二本柱が決まりました!

 

長かった…

 

コロナで思うようにできなかったけど。

公立小学校で、

そんな特別な規模でも構成員でもなくて、

ワークライフバランスも整えながらできる、

学校教育目標作りとしては、

 

僕はかなり満足しています!

 

 

子どもも職員も納得して、

来年度がワクワクしてくる状態で、

決定することができました。

↑これ超重要!!

来年の、目標の活かし方がみなさん見えているということです。

さらに、自然とアイデアが出てくる状態。

 

 

ここから形を整えていきます。

来年度のビジョンミーティングも計画していきます。

校長はこれをもとに、グランドデザイン作りを始めてくれています。

 

 

やっぱり「目指す子どもの姿」は決めなくてよかった!&新年度、職員の異動があっても

 

公立の学校は職員の異動がたくさんあります。

これがメリットでもあり、デメリットでもある。

特に学校教育目標は、作ってもその作り手がいなくなるので、

だんだん思いが受け継がれなくなっていく…

 

もちろんそのための対策も考案中ですが、

まずは今いる職員も、

異動で新しく職員も、

本校の一般的とは少し違う形の学校教育目標のフレームの意図を

共有するために、

「●●小学校教育目標のガイドライン」なるものを

作成中です。

 

ここには、

「作った目標が形骸化しないため」

「作った目標がどうやって子どもや教職員などの中で生きて、生かされていくのか」

の提案もされています。

 

 

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さて、実はこれを作成している時に偶然、

とある先生に話しかけられました。

「川本さん、実は、僕、「目指す子どもの姿は本当になくてもいいのかな」と思っていたんです。けど、今日子どもたちの姿を見ていて、今回作った「目指す学校の姿」のほうがいいって思ったんです。」

と。

 

子どもの姿より、学校の姿をイメージしたほうが、子どもたちはしっくりきたよう。

子どもたちは、先生たちと一緒に作ろう!と思えたそうです

もし「子どもの姿」だと、なんだか自分たちの姿だから固くプレッシャーのかかるものしてのしかかり、ワクワクしなかったんじゃないかと。

「ぼくああなりたい!」って思わないだろうなと。

 

同僚に言われて僕も納得しました。

例えば僕らが
「目指す先生の姿!」と掲げられても、
僕はあまり納得しないし
そんな限定的なものじゃないし
かといって抽象的過ぎてもよくわかんないし。
どれに決まっても
たぶん納得しないかなぁ。


だって、寄せ集めとか、
みんなの合意とかじゃなくて、
自分がなりたいものがなりたいものだから。

 

そう考えると、

「目指す子どもの姿」って
子どもにとって全然輝くものに見えないし、
いやらしくなりそう。

 

 

「学校の姿」だったら、
なんだかみんなで向かっていく感じがするし、
自分の姿というプレッシャーじゃなく、
自分達が幸せに過ごせるための場を作るイメージなので
嫌な感じしないですよね。

納得。

教職員で教育目標を熱く語り合う時間と、その変容

子どもたちの意見をもとに

教職員が教育目標を固めていきます。

 

その時間のすばらしさ。

 

これまで研究を中心に

教職員の関係性の重要さを理解してきました。

 

校内研究で呼んだ講師陣はどの方も、

教職員の関係性の質について触れていて、

本校の教職員も、様々なアクティビティと講師の言葉から、

その重要さを身をもって理解するようになりました。

 

そこで、このタイミングで

教職員で、ビジョンたる学校教育目標を話すことができ、

本当にいい時間となりました。

 

全体は1時間

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次は

有志メンバーで1時間半

 

夢中になって話しました。

 

それぞれの言葉に込められた思い。

その解釈。

そして、「違うと思う」としっかりと意見を言える職員間の関係性。

違う意見を言える安心感。

言っても絶対受け止めてくれるし、理解しようとしてくれる関係性。

そして、まじめに夢について語り合えることの楽しさ。

 

有志の話し合いは、最初は固定メンバーの5人ほどだったのが、

気づけば10人前後も!みんな自然と集まってきたのです。通り過がりに立ち止まって、いつの間にか話し合いに入ってくれているとか、めっちゃうれしい!

 

いい職場だなぁ。

 

 

そして、大人の中ではかなり納得のいく二本柱が決まってきました。

 

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来週は、これを子どもたちに還していきます。

認証?意見?

なんでも大歓迎! 

 

 

 

 

 

 

 

※作っていく中で、

「この雰囲気、熱量を、来年度異動があってもそのメンバーで維持していくにはどうすればいいのだろう」

「目標、子どもたちに理解してもらうのに、毎年どうやったらいいのだろう」

という話になりました。

 

その通り!!

作ったら終わりじゃない!

持続し、生き続けられるようにするためのフレームが必要です。

 

□目標は文字だけでなく、絵や風景でパッとイメージできるようにならないかなぁ。

→イラスト描いちゃう!?絵本にしちゃう!?それ、子どもたちが作ってくれたりしないかな?

□クラスでも、毎年、この目標をどう捉えるか、子どもたちが話せるといいよね、

→そういうミーティングをどのクラスも持てるといいね!

 

などなど。

先生たちからこういうワクワクする意見が出る状態が生まれてきて、僕は本当に嬉しい!やってきてよかったなって思います!

 

来年は施行の年。

今よりもっとワクワクします。

 

時間が作れない!そんななかで・・・

子どもたちの思いがあふれすぎて、

子どもたち一人一人の意見が大事にされ、

納得いくまで話す時間と

そのような場をなかなか作れません(コロナもあり)。

このエネルギーを受け止めるには、10時間ぐらい必要な感じがします。

 

強制的に話し合いに参加させるのもちがう。

だからといって、希望者だけで話すとなると、

どうしても休み時間しかとれない。

この辺の時間的限界をなかなか突破できず、

子どもたちに申し訳ないと謝りつつ、

次のミーティングは、

グループごとに話し合い、

グループで代表者を決め、

その子がさらに次回の代表者会議で伝達し、固めていくということにしました。

 

 

 

 

しかし!!!!

 

 

 

ここにきて、1月のコロナ感染者爆発。

もろに影響を受け、

またもや異年齢での集まりができず。

年度末も近づき、

そろそろ形にしないと来年度から施行できません。

 

なので、

代表者から、各担任が聞き取りをして、

これまた子どもたちに許可を取り、

教職員の有志で、

教育目標をある程度固めていくことにしました。

 

子どもから認証・意見をもらう

↓    ↑

意見をもとに教職員で固める

 

この繰り返しを想定して進めることにしました。

 

 

 

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たてわりで行う『学校を作ろう!ミーティング』

ついに、学校教育目標を子どもたちが話し合って決めていく最初の日を迎えました。

 


学校教育目標が変わると何がいいの?

今あるの?

 


なんて、子どもだけでなく、働いている先生たちだって思ってる人が多いでしょう。ですので、この話し合いのタイトルは、次のようにしました。

 


『学校を作ろう!ミーティング』

 


これなら、イメージがつきやすいかな。

 


話し合いには一人残らず全校が関わってほしいという願いのもとに、コロナで避けていたのを一変、急増たてわり班を作成しました。

 

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話し合いの中心になる5・6年生には、たてわりでいきなり話し合うのではなく、アイスブレイクゲームで互いに関わり合い話しやすい空気を作ってほしい。なおかつ、話し合い方も迷いなく進めてほしい。ということで、5・6年生にはゲームand話し方を伝授する体験型の講習会を開きました。

 

 

 

さて当日はというと、5・6年生の活躍っぷりにあちらこちらからとてもいい報告をいただきました。不思議なもので、1・2年生たちも、「どんな学校がいい?」という話はとても楽しかったようです。一つは、各クラスで担任を中心に、このミーティングの意味を上手に伝えてくれたことが挙げられます。それ以外に要因があるとしたら…自分達の居場所をどんな場所にするかの話しってワクワクするのかもしれませんね。

 

 

 

すごく素敵な時間が終わり、次の計画の話を子どもたちにしました。

その名も、「最終ミーティング」

給食後、掃除の時間と昼休みを使って、参加希望者の5、6年生と、教職員がガチで学校教育目標を話し合うミーティングです。たてわりで話し合って決めたベスト3を集約して、全体で話しながら決めていきます。

 


事前に人数が知りたくて、参加希望者を募ったところ…なんと70名越え!!!全体の半分近くが参加を希望しました…

すごいことでしょう?

素直に奮えました。

 


この人数では、さすがに意見を絞りきれないと思い、急遽大人のミーティングで相談をして、ワークショップ形式にしました。

 

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そうして、以前よりもさらに集約され、27個までにしました。

 


次回のミーティングは、今度こそみんなで話そうと思います。27個と言っても、単純に多数決、なんてわけにはいきません。みんなの思いや、3つに絞るものの内容的なバランスなど、考慮する点は沢山あります。さて、どうなるでしょうか。

だって、次回の希望者も、50人ぐらい…笑

教職員は偉いのではなく、同じ一人の人間として参加します。子どもたちにもそのことは伝えてあって、「意見は肯定してもし否定してもバッチリOK!むしろ先生たちに決めさせない!ぐらいの気持ちでよろしく」と伝えてます。

 

 

 

ワクワクします!

 

組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究 第7回全体会『ビジョンシートのふりかえり&3月を見据えて…』

11月5日(金)に行われた校内研究の内容は次の3つでした。

①春に作ったキャリアビジョンシート(学級経営案にとってかわったもの)のアップデート

ポートフォリオのアップデート

③お悩み相談&おしゃべり会(オープンスペーステクノロジカルペチャクチャタイム)

 

①春に作ったキャリアビジョンシート(学級経営案にとってかわったもの)アップデート

まずはキャリアビジョンシートです。

研究推進委員の2人が先にそれぞれの感覚で考える赤や青のペンを使い修正や評価をしてみました。それを踏まえそれぞれのやり方を皆さんに紹介し自分がやりやすい方法でアップデートするよう伝えました。

終わった後は何だかみなさん、喋りたそうだったので、立ち歩いてしゃべる時間にしました。

『キャリアビジョンシート』とは、これ↓

kawamocho1011.hatenablog.com

やはり人が大事にしてる事を知るって凄く面白い。 会話のきっかけにもなります。互いの理解にもつながります。

 

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そうそう、そういえばこれ、提出前に色分けしたんです。

まず、ゴールになるところは、

①子どもたちの姿(学習)→緑

②子どもたちの姿(生活・心)→黄色

③教職員の姿→青

などのように、それぞれ3色に分けました。

それぞれに関するToDoリストを、それぞれを同じ色で塗分けたのです。

見やすく、やりやすい形で。

 

ポートフォリオのアップデート

続いて、ポートフォリオのアップデートです。

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自分にとってプラスになるものは残し、もう読み返すことのないと思うものは潔く捨てます。「研究だより」ということで、これまで50枚程度の文章を配ってきました。(研究主任以外にも、配ってくれている方がいます)。これらを中心に選別していきます。

これをやりながら自然とキャリアビジョンシートも修正してる人もいました。ステキ。

③お悩み相談&おしゃべり会(オープンスペーステクノロジカルペチャクチャタイム)

最後はお悩み&情報交換です。

実は先日、モヤモヤすることがありました。

 私たちの学年にあることを言ってきた方がいるんですが、それは別の方の言っていたことを代弁しに来たのでした。他の人経由で言われたのでなんだかモヤモヤすることがありました。誰かを経由したコミュニケーションって、解決したとしてもその場限りであり、本当に相手と上手にやりとりできるなるわけではありません。でも、こういうのって教員文化に根強く残っていませんか?(保護者子ども同士のトラブルに対して「なんで俺たちが介入しなきゃいけないんだよ。直接やってほしいよな」と言っているのを聞きますが、先生たちがそうなってないですから~)

 で、なんでこんなことが起きたかと言うと、いろんな理由や問題点が絡んでくると思いますが、そもそもコミニケーション量が足りないなと感じていました。コミュニケーション足りてなかったら、腹割って話せる関係にならないから。 相手に「これ伝えても大丈夫だな」って思い合えていないから。

 さて、コミュニケーションの場と言っても、あまり教育がらみの堅苦しい話ではなく、飲み会のような雰囲気を出したい。腹を割って話すって、そういうことだと思うのです。

 そこでやったのが、僕の結婚式でにのさんがやってくれたOST (オープンスペーステクノロジー)の変化系の

「オープンスペーステクノロジカルぺちゃくちゃ タイム」

のさらなる変化系 です。

ホワイトボードに話したいテーマを書いてよし!

話したいテーマの人のところに行けばよし!

飽きたらべつのところにいってスっと行ってよし!

途中ですが新しいテーマを作ってよし!

テーマの作り主がそのテーマに飽きたら、別な人にそのテーマのホワイトボード持たせて自分はいなくなってよし! 笑

ゆるやかな繋がりの中で自由におしゃべり。

 

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↑これ怪しいですね!!でも最高。なんか健康だか体づくりだかそんなテーマで話していたような気がします(笑)




これが本当に素晴らしく、立ち飲み会のような買う気が出来ました!

この最高の背後に、今回ファシリテーターをやった若手の家風が光りました。自分例として出したテーマが、「彼氏が欲しい」で、それでまず場を一気に和ませました。これが僕にはできないなぁ、すごい。

僕も話したかったあの人と自然と話せました。

ということで素敵な研究会2時間で終わりです。

素敵な素敵なビジョンシート、明らかに学級経営案より生きてます。

これをさらに生きたものにするためにどうやって保存するか、掲示するか?現在検討中です。

組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究 第7回全体会『今の自分のふりかえりandアップデート』

11月5日(金)に行われた校内研究の内容は次の3つでした。

 


①春に作ったキャリアビジョンシート(学級経営案にとってかわったもの)のアップデート

ポートフォリオのアップデート

③お悩み相談&おしゃべり会(オープンスペーステクノロジカルペチャクチャタイム)

 

 

①春に作ったキャリアビジョンシート(学級経営案にとってかわったもの)のアップデート

まずはキャリアビジョンシートです。

研究推進委員の2人が先にそれぞれの感覚で考える赤や青のペンを使い修正や評価をしてみました。それを踏まえそれぞれのやり方を皆さんに紹介し自分がやりやすい方法でアップデートするよう伝えました。

 

終わった後は何だかみなさん、喋りたそうだったので、立ち歩いてしゃべる時間にしました。

『キャリアビジョンシート』とは、これ↓

kawamocho1011.hatenablog.com

やはり人が大事にしてる事を知るって凄く面白い。 会話のきっかけにもなります。互いの理解にもつながります。

 

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そうそう、そういえばこれ、提出前に色分けしたんです。

まず、ゴールになるところは、

①子どもたちの姿(学習)→緑

②子どもたちの姿(生活・心)→黄色

③教職員の姿→青

などのように、それぞれ3色に分けました。

それぞれに関するToDoリストを、それぞれを同じ色で塗分けたのです。

見やすく、やりやすい形で。

 

ポートフォリオのアップデート

続いて、ポートフォリオのアップデートです。

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自分にとってプラスになるものは残し、もう読み返すことのないと思うものは潔く捨てます。「研究だより」ということで、これまで50枚程度の文章を配ってきました。(研究主任以外にも、配ってくれている方がいます)。これらを中心に選別していきます。

 

これをやりながら自然とキャリアビジョンシートも修正してる人もいました。ステキ。

 

③お悩み相談&おしゃべり会(オープンスペーステクノロジカルペチャクチャタイム)

最後はお悩み&情報交換です。

実は先日、モヤモヤすることがありました。

 私たちの学年にあることを言ってきた方がいるんですが、それは別の方の言っていたことを代弁しに来たのでした。他の人経由で言われたのでなんだかモヤモヤすることがありました。誰かを経由したコミュニケーションって、解決したとしてもその場限りであり、本当に相手と上手にやりとりできるなるわけではありません。でも、こういうのって教員文化に根強く残っていませんか?(保護者子ども同士のトラブルに対して「なんで俺たちが介入しなきゃいけないんだよ。直接やってほしいよな」と言っているのを聞きますが、先生たちがそうなってないですから~)

 で、なんでこんなことが起きたかと言うと、いろんな理由や問題点が絡んでくると思いますが、そもそもコミニケーション量が足りないなと感じていました。コミュニケーション足りてなかったら、腹割って話せる関係にならないから。 相手に「これ伝えても大丈夫だな」って思い合えていないから。

 

 さて、コミュニケーションの場といっても、あまり教育がらみの堅苦しい話ではなく、飲み会のような雰囲気を出したい。腹を割って話すって、そういうことだと思うのです。

 そこでやったのが、僕の結婚式でにのさんがやってくれたOST (オープンスペーステクノロジー)の変化系の

「オープンスペーステクノロジカルぺちゃくちゃ タイム」

のさらなる変化系 です。

 

ホワイトボードに話したいテーマを書いてよし!

話したいテーマの人のところに行けばよし!

飽きたらべつのところにスっと行ってよし!

途中で新しいテーマを作ってよし!

テーマの作り主がそのテーマに飽きたら、別の人にそのテーマのホワイトボード持たせて自分はいなくなってよし! 笑

ゆるやかな繋がりの中で自由におしゃべり。

 

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↑これ怪しいですね!!でも最高。なんか健康だか体づくりだかそんなテーマで話していたような気がします(笑)




これが本当に素晴らしく、立ち飲み会のような買う気が出来ました!

この最高の背景に、今回ファシリテーターをやった若手の工夫が光りました。自分の例として出したテーマが、「彼氏が欲しい」で、それでまず場を一気に和ませました。この崩し方がキャラにマッチしていました。うまい!

 

僕も話したかったあの人と自然と話せました。

 

 

ということで素敵な研究会2時間で終わりです。

素敵な素敵なビジョンシート、明らかに学級経営案より生きてます。

これをさらに生きたものにするためにどうやって保存するか、掲示するか?現在検討中です。

組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究 第5・6回全体会『はじめよう!プロジェクト学習』『フィンランドに学ぶインクルーシブ教育』

だいぶ更新が遅れていましたが、9月の最初に行った校内研究は、講師をお願いしたのは、まひと(堤真人さん)です。社会科ワークショップの関係で親しくなった、元横浜市立永田台小の研究主任、現在はお寺のお坊さん。

 

 

プロジェクト学習をもっと身近に感じれるような内容をプレゼンして、実際に授業を作るワークショップをファシリテートしていただきました。

実は、夏前の研究会で『Most likey to succeed』を見たら、

「目指したいことはわかるけど、あんなたいそうなもんわいらには無理や!!!」

という声がひそひそと聞こえてきていたので、ベストタイミングな内容となりました。

プロジェクト学習という言葉に尻込みしていた本校職員の目を見事に輝かせてくれました!みんな、「これならできる!」となりました。授業の発想が増え、あれから面白い授業をする人が増えています。

 

 

そして、10月の内容は、田中潤子さんとオンラインで、フィンランドのインクルーシブ教育をテーマにした研修をやっていただきました。 フィンランドから生中継でした。

 

みなさんの感想は、日本も捨てたもんじゃない!のような言葉が多かったです。支援級で行っていることを、もっと誰でもできる環境で整えている感じでした。

僕は、スライドの説得力に圧倒されました。

最後のワークショップテーマは、

「講義をヒントにして、自分たちでの学校でできそうなアイデアを創ろう!」でした。

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どちらも最高にたのしかったです。

みなさん、お二人に講師依頼、ぜひオススメです!^ ^

みんなでつくる『学校教育目標』 教職員×保護者×地域のおしゃべり会を開催しました!

実は、事前に教職員は練習会を開催していました。

ポジティブな意味では、話し合いのやり方のイメージがわく人が多いと、当日スムーズすすむから。ネガティブな意味では、先生という職種である以上、VISIONがあまり語れないと保護者や地域の方の前で恥ずかしいことになってしまうかもしれないから。みなさんのためにも、一度開催しておこうことになり、やっていました。

 

 

本番は、夏休み中の平日を設定しました。

場所は、クーラーが使えて広めの空間がある、公民館の集会室というところです。

 

 

実施1か月前には、校長名で各家庭に開催の文書を配付。

もっと前には、PTA本部会で僕がプレゼンし開催を予告。

夏休み前には、教育相談で職員が保護者にそれとなく宣伝。

で、当日は結局、保護者は本部の方のみ。

いいんです。だって、タイトルだけ聞いたら、正直楽しいイメージないですよね。

前例もない。

だけど、今回楽しんでもらえれば、きっと今後じわじわ増えるはず。

地域の方には、校長がそれぞれ個別に連絡をしてくださったおかげで、8名ぐらい集まりました。

うちの職員がつくってくれたチラシ↓

 

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若手が積極的で、本当に素敵なわが職場。感謝です。

 

 

ということで、始まりました『学校教育目標おしゃべり会』本番!

 

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インストラクションKP

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入り口の感染症対策

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そして何故か『飴を一つ取りなさい。絶対に。』という圧(笑)

 

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本日の流れ↓f:id:kawamocho1011:20210727102930j:plain

 

セッションは、ワールドカフェのような、えんたくんのような感じで、ホストが残り話題を共有し、移動した人は元の場所の話題を伝え…とい感じでやりました。「数人と話したのに、あたかもみんなと話したような気になる」を大事に。

 先ほどのKP法にありましたが、プライバシーの配慮や感染症対策への配慮もしました。SNSアップが嫌な方が、みなさんに分からないように聞きました(湘南PACEに来た事ある方は、目をつむって下を向くアレです)。ただし、こちらが提供する、ではなく、みなさんであれこれ言っていいという「みんなでこの場をつくる」方式です。学校教育目標だって、学校外の人をお客さん化しないので、当然です

 

飴でグループづくり。自然と飴を選んだ理由の話に。同じ飴を選んだ仲間として、帰属意識のようなものも、芽生えます(笑)

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テーマは「子どもたちに、どんな人になってほしいか」です。幅広く話します。理由は、以前のブログでも書きました。

話しては移動してメンバーを変え、

前のグループでの話を紹介し、

新しいグループで練り直し、

またグループを変え、

を繰り返しました。

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さて、トークテーマについて、少し解説をしておきました。

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抽象的なキーワードで話すと、イメージが人それぞれ違うっていて伝わらずに終わってしまったり、当たり前のなんでもない学校教育目標になる可能性大です。そこで、エピソードで話したり、イメージの要素の分解をしながら聞きあうことを促しました

 

 

第4セッションまで話し合い、発散する過程が終了しました。

次は、収束(焦点化)していく過程です。下の図は、第4セッションと、収束のやり方です。板書がヘタ。

収束するときにやりがちなのが、

「これとこれとこれを混ぜたら、これになりますね」という感じ。

たぶんこれをやると、先ほど書いたような、抽象的で特徴のない学校教育目標ができます。(例:しあわせな人になってほしい、など)

ですので、多くの意味を含むことを求めず、「これぞ!」という特徴的なものを赤でハイライト(マーキング)してもらい、その上でトップ3に星マークを付けてもらいました。

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相当面白く具体的な意見がたくさんでました。みなさんも、かなりハッとしていたようです。眠い会ではなく(笑)

 

さて、休憩時間を取り、その間にキーワードを前の黒板にリストアップ。

そして、全体でどんな意味が込めれているのか10分で確認をしました。

これ↓

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素敵でしょう!!

数字は、「特にこれ、というものに手を挙げてください」といって聞いた時の挙手数。

ちなみに、何度も手を挙げていいです。「一人何回まで」とよく学校でありますが、これ実は民主主義をゆがめてしまうことがあります。あまりに余談なので、詳細はこちらで↓

 

 


最後にいただいた感想です。

 ●テーブルを変えて何度もやると、新しくなっていって面白いですね。正直、ずっと同じことを話していくことになるのかと思っていました。

●私たち(保護者)が、自分の子どもへの関わりを考えさせられました。いやぁ、できてないって思いました(笑)

●地域の方が、「こういう話ってすごく大事ですね。今日は楽しかったです。」と言っていたよ。

●こういうのすごく大事ですね。私も○○さんとこの話ができて本当によかった!

 

こういう会って、どうしても形式が先行して楽しくないイメージありますよね。きっとそれが原因で、保護者サイドの参加者が少なかったのだと思います。だって「学校教育目標についておしゃべりしましょ!」ですよ?楽しいイメージってそうそうないですよね・・・教職員ですらですから、予想を覆すことができて大成功!

よかったよかった。

 

さて、帰ってきて、午後は学校教育目標づくりのプロジェクト推進メンバーで1時間整理。

整理。

整理・・・。

のはずが、混沌。

そりゃそうです!ここからここから!

 

 

※学校教育目標をイメージ・イラスト化する話を、以前ブログで紹介しました。後で知りましたが、そういう職業の方?もいるようですね!イラストレーターの方も一部の人に紹介していただいたり、提案していただきました。とっても面白そうです。ですが、本校は「自分たちでつくる」このプロセスがとても大事だと思っているので(そこにずっといるのは、教職員や保護者や地域の方ですから)、PTAや地域の中からイラスト化できる人を探していこうという話になりました。外部の人に情報をもらうのはいいけど、やってもらうと、維持したり、改変していくフットワークが重くなります。来年度以降の修正が大変になります。ですから、身近な人間であることが大事だと、我々は考えました(実は、外部の人を呼ぶ予算がないからって理由は、ヒミツです~あはは~)。でも、ヒントやアイデアはぜひください!!ガンガンください!

 

 

組織開発・研修・ワークライフバランスの校内研究 第4回全体会『教育の夢を語る&これからの授業の一つの形』

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今回の校内研究は、映画を見てあれこれおしゃべりしました。

 

 

 

 

テーマは『探究学習』です。

映画は、言わずと知れたPBLのドキュメンタリー映画Most likely to succeed』です。

PBLと聞くと、その方法論に目が行きがちですが、大事なのは「なぜその方法なのか」です。それは、教育の夢、つまりはVISIONに大きく関係しています。特に、夏に学校教育目標について、保護者や地域の方とおしゃべりする本校にとっては、とても価値のある内容とタイミングなように考えています。

 

映画のタイトルは、初めて聞いた方は、ググってくださいね。

 

上映前に↓

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そして、始まる前にはやはり、上映マナーの上映↓

 

https://youtu.be/A01qa1ONQ6I

 

さ、本番です。

 

 

 

上映後は、いつもの、A3の簡易版えんたくん『えんたくんペーパー』で、近くの方とおしゃべり。会話の中で出てきたキーワードを、ぼくが黒板に書いてみました。

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さて、本校では、研究会の最後に個のふりかえりの時間をとっています。

「終わった方から退室」にすると、どうしても質が落ちます(子どもも大人も一緒です笑)。ですから、終わり時間を毎回示し、その10分前には終了し、ふりかえりをじっくり書く時間を取っています。10分間は終わっても退室せず、終了時刻を待つようにしています。

このふりかえりが、毎回素敵でとても読みごたえがあります。本当に面白い。

最初から公開を前提にしているので、職員全員で回覧をしています。戻ってくるまでいつも、3週間ぐらいかかります。じっくり読んでいただいているからです。

回覧が終わったら、個人のポートフォリオに入れる。自分のふりかえりも蓄積していきます。

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ふりかえりは、自分のために、です。

そこがポイントのように思います。

 

 

それにしても、賛否両論の映画でした!まぁ想定内です笑

ということは、話題性があるってことですね。

 

低学年では無理では?

ルールは必要では?

 

というのが話題のトップかな?